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伊娃的誘惑

2015年11月20日

何人か犯人と

「う、ら、むわけっ……ない、でしょ……」
湧奈は勇気をだして伸羅を見た。が、伸羅の目はもう、完全に濁ってしまっていた。

 救急車が到着したのは、その三分ほどあとpretty renew 雅蘭のことだった。まだ、湧奈は嗚咽していて、伸羅の身体が運ばれると、静かに泣き出した。堪えていたものがあふれ出した。

 次の日の午後、伸羅の葬式が行われた。湧奈は会場に姿を現したものの、式が始まってしばらくすると、式場を出ていってしまった。修斗はその態度に腹を立てていたが、宏忠は
「今は、そっとしておいてあげよう」
と言っただけだった。

 突然起こった殺人事件、北郷伸羅の死は、BAKUの人々を悲しませ、また、恐怖させた。
6,推理
 事件から、一週間が経とうとしていた。湧奈は伸A霸數學教室羅が亡くなってから、一度も会社に出勤していない。
「……っ!」
 アタシがいつも通りに出社していれば……。
いや、それ以前に、ずっと二人で行動していれば、あの時、伸羅はアタシを待ってたはず……それなのに!

 一方、BAKU本社では、警察による捜査によって、思われる人間があがってきていたが、特定するまでには、まだ時間がかかりそうだった。
「……他に、何か気になった点はありませんか?本当にちょっとしたことでもいいんです」
宏忠は、同じ質問を何度もされていた。
「昨日もお話したように、もうそういうことはありません」
「……では、笠石さんを呼んでもらえませんか?」
「彼女は……」
 できれば、今呼び出したくない。
「笠石さんが、最初に北郷さんを発見したと聞きましたが……」
しかし、宏忠の様子に気づき、警官、古谷pretty renew 雅蘭悟(こたにさとる)は口を噤んだ。
「……」
部屋が重い空気に包まれた。


Posted by 伊娃的誘惑 at 11:05│Comments(0)
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