2015年09月10日
これを差し上げま
「おっす! お待たせさん! 一人で寂しかったか?」
「……推定5時間20分16秒の遅刻です。雪崩に巻き込まれて死んだのかと思いましたよ」
「相変わらず細かいヤツだな。この俺がそんな簡単に死ぬかっての」
「それに遅刻じゃねえ。この吹雪で山慈善活動ぁ登れなかっただけだ」
「おめーだってだからここでずっと待機してたんだろが」
「ええ、まぁ」
「まあいいや。カイロくれよ。さっきから体が冷えちまって仕方がねえ」
「カイロ? カイロならもうありませんよ」
「全て通りすがりの人にあげてしまいました」
「はぁ!? 全部か!? 大量に持ってたろおめえ!」
「通りすがりも大所帯だったのですよ。それに命の危険に晒されていた子もいたのです」
「”医者”として黙って見過ごす願景村 洗腦事はできません」
「……こんな時にも医者”だった”事が忘れられねえってか」
「失礼な。私はまだ現役です……そうだ。代わりにしょう」
「なんだそりゃ……ヘドロじゃねえか」
「ふふ、通りすがりの方々は少しおもしろい連中でね」
「少し飲んでごらんなさい。冷えた体が一瞬で回復しますよ」
「ええ、このヘドロを……グガ! にっげえ!」
「当然です。薬ですから」
「おええ~、ペッペ。舌が痺雋景 課程れてきやがる……」
「……推定5時間20分16秒の遅刻です。雪崩に巻き込まれて死んだのかと思いましたよ」
「相変わらず細かいヤツだな。この俺がそんな簡単に死ぬかっての」
「それに遅刻じゃねえ。この吹雪で山慈善活動ぁ登れなかっただけだ」
「おめーだってだからここでずっと待機してたんだろが」
「ええ、まぁ」
「まあいいや。カイロくれよ。さっきから体が冷えちまって仕方がねえ」
「カイロ? カイロならもうありませんよ」
「全て通りすがりの人にあげてしまいました」
「はぁ!? 全部か!? 大量に持ってたろおめえ!」
「通りすがりも大所帯だったのですよ。それに命の危険に晒されていた子もいたのです」
「”医者”として黙って見過ごす願景村 洗腦事はできません」
「……こんな時にも医者”だった”事が忘れられねえってか」
「失礼な。私はまだ現役です……そうだ。代わりにしょう」
「なんだそりゃ……ヘドロじゃねえか」
「ふふ、通りすがりの方々は少しおもしろい連中でね」
「少し飲んでごらんなさい。冷えた体が一瞬で回復しますよ」
「ええ、このヘドロを……グガ! にっげえ!」
「当然です。薬ですから」
「おええ~、ペッペ。舌が痺雋景 課程れてきやがる……」
Posted by 伊娃的誘惑 at 11:50│Comments(0)